NPO パワリハ研究会特定非営利活動法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会
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パワーリハビリテーションとは
概要ポイント成果

要介護度の改善

神奈川県川崎市の「介護予防・パワーリハ事業」において、パワーリハビリテーション実施前後の要介護度比較を行ったところ、要介護度改善率が81%という驚くべき成果が得られました。(平成13年度〜15年度実施 対象者79名)
また、16年度の市町村モデル事業では、参加者全員に改善が見られた市町村もあります。


介護保険財源の節減に大きな期待
このような介護度の改善は、莫大な財源節減につながります。川崎市を例にとると、給付限度額での算出において、一人当たり年間105万円の給付費節減になるといえます。

介護保険財源の節減に大きな期待

また、介護予防制度に成功報酬の仕組みが導入される見通しの中、確実に成果をあげる手法を実施することが介護事業者にも必要となっています。

病気に対する成果
パワーリハビリテーションは身体的な回復だけではなく、各種病気・障害に対する成果も報告されています。

認知症 アセチルコリンという物質(この物質の減少が認知症の原因)の分泌、痴呆の類縁疾患といわれる「うつ」を改善する物質の分泌、さらにはパワーリハによる身体的活動性の向上が相乗的に作用しているためと考えられています。
パーキンソン病・症候群等神経難病 パーキンソン病やパーキンソン症候群の例では2週間ほどの短期間のパワーリハで劇的に改善する例がみられます。他の人々もパワーリハを続けているうちにゆっくりとしかし確実に改善していくことが多くみられます。これは運動に伴って大量のドーパミンの分泌がおこるためと考えられています。また、脊髄小脳変性症で寝たきりとなった方がつかまり歩きが可能となる例も報告されるなど、従来は病気の進行にまかせる以外に有効な治療がなかった神経難病にも効果があることがわかってきました。
陳旧性脳卒中の麻痺 何年も前に脳卒中にかかって、かたく動かなくなった手足がパワーリハで実用的なレベルまで改善する例が少なくありません。これはパワーリハによる反復する運動によって緊張がやわらぎ、動きが誘発されるためと考えられます。ずっと昔の病気だからといってあきらめる必要はありません。
腰痛や膝の痛み パワーリハを行うと姿勢が著しくよくなります。姿勢がよくなると脊椎や膝への体重のかかり方が均等になり、この結果腰痛も膝の痛みも自然にとれていきます。


パワーリハビリテーションによる行動変容
*要介護1の74歳の女性がパワーリハビリテーションのあと社交ダンスを再開した。
*要介護1の78歳の男性がパワーリハビリテーションのあと趣味の登山を再開し、富士山の八合目まで登り、再び絵も画きはじめた。
*要介護5まで悪化した78歳の男女がパワーリハビリテーションで非該当に改善し、今ではゴルフや旅行を楽しんでいる。
これらはいずれもパワーリハビリテーションによる行動変容の成果といえます。